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2018 年の瀬 振り返り


あっという間のような、ようやく待ちくたびれたような、
暦の上での一年が終わろうとしています。

回復傾向が続いているために、ここに書き記すようなことがあまりなく、
ご無沙汰しておりますが、
年の瀬という区切りのよい頃合いなので、
ひとつ、この一年を振り返ってみようかと。



バイトをやめた昨年秋、そこから、1月から春頃まで、
躁鬱の波が交互に押し寄せ、不安定な日々を過ごしていました。
未来に希望などなく、それは今も同じなのですが、
この先がどうなるかなんて考えたくもなかったです。

転機が訪れたのは6月頃。
唐突に体調が回復し始めました。
精神的に安定した日が続き、活動できる時間が増えました。
何があってこうなったのか、今思い返してみると、実は重大なイベントが。
”大嫌いな同居人の引っ越しが決まった”
もう何年も何年も前から嫌で嫌でしょうがなかったとある同居人が、
遂に家を出て行くことが決まったのが、確かこの頃でした。
実際に引っ越したのが7月末頃なのですが、決まってしまえばあとは流れ作業。
「遂にあいつがいなくなる」それだけで気が楽になったのだと思います。
これだけだと儂が果てしなく嫌な奴に見えるかもしれませんが、
儂からすれば、それ以上にそいつは嫌な奴なのです。
だから儂にとって、あれはいらない存在なのです。

こうして、儂にとって実家が居心地の悪い場所ではなくなり、
家事の一部を担当することになって(屋内とはいえ)体を動かすようになり、
7月から12月まで好きなアニメの映画が連続公開したのでそれを観に外出し、
アートイベント出展が決まってから今まで以上に創作活動をして、
毎日充実した時間を過ごしていたように思います。
金銭的な収入がない、社会的にはニートに類する、などなど、
もちろん不安や焦りは今もずっとありますが、
それらよりもずっと、現状に対する幸福感や満足感の方が勝っているのです。
だからこそ、回復傾向が続き、精神的安定が持続しているのだと思います。
現在でも時々、少し落ち込むことがありますが、たいていの場合一晩寝れば治るし、
薬も飲み続けているので、それほど大きな浮き沈みはほぼありません。
こんな日がこれからも長く続けば、
きっといつかは、薬も飲まず、自立した生活が送れるようになるだろうと、
ほんの少しではありますが、そんな風に思えるときも出てきました。

言いようのない焦燥感は未だ根深く儂の中に居座り、
金を稼げ、一人で生きろ、社会的な存在になれ、とか五月蠅く宣いますが、
そんなものは自分の心と体の健康よりも、ずっとずっと優先度の低い問題で、
それよりもっと大事なことは、
”儂が 今 幸せかどうか”
”今 ここで死んでもいいと 思える一瞬一瞬を生きているかどうか”
それに尽きるのです。
人生は長い。けれどいつ終わるかもわからない。やり直すことも出来ない。
それならば、今この瞬間を「幸せだ」と思えるように生きていいじゃないですか。
「幸せだ」と思う一瞬一瞬が続く、そんな人生がいいじゃないですか。
たった一度の自分の命、自分の好きなことに使わないでどうするのかと。
そう思うように心がけています。
やりたいことをやり続けることで、生きていけなくなって死ぬのなら、
それは本望以外の何ものでもなく、それこそが理想の生き死にのあり方だと、
儂は、そう思うのです。


年が明けますね。
でも年が明けても、続いていくのは今なんだと思うと、
年の瀬も、年始めも、気負わず飾らず、自分らしく過ごそうと、
そんな考えを巡らせます。

皆様どうかよいお年を。


儂らの行く道に 幸あれ


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