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性別は何故二分されるのか


さて、前回に引き続き、性自認についてのお話。
いつもながらの注意なのですが、これはあくまで儂個人の考えです。
これが正しいとか、あれが間違ってるとかを言っているわけではありませんので。

今回も長くなることが予想されます。悪しからず。

前回の記事の最後に書いた、ちょっとした事件。
それは、親族の結婚式。まして、自分の兄姉。
当然、結婚式には出席します。呼んでもらえていますし、というか行ってみたいし。
ですが、ここで立ちふさがる大きすぎる障害。

  ”何を着ていけば良いんだ?”

リクルートスーツは論外。それ以外のフォーマルなんて持っていない。
結婚式に行ったこともないから状況がわからない。
というわけで、今回もググる。文明の利器は使っていくスタンス。
そして突きつけられる現実。

『女性はワンピースドレスが基本』
『パンツスタイルはフォーマルとされない場合がある』

嘘やろ… 絶望としか言いようがなかったです。
しかしまあ、パンツドレスは組み合わせや選び方でOKになることもあるそうで。
それでも、未だに割合としてはとても少ないらしいですね…親族はNGという声も…
時代錯誤感が否めないのは儂だけか…

ワンピースやスカートは絶対に着たくない。
というわけでパンツドレスを色々と調べてみる。
そして再び絶望。どれもこれも、儂的にはフェミニン要素が多すぎる。
こんなん着たら、服に着られてる感満載になってしまう。
来ている自分を想像するだけで虫唾が走る。
そうだ、それならユニセックスなフォーマルを探せばいいじゃない!

二度あることは三度ある、とはまさにこのこと。
是非皆さん、『ユニセックス フォーマル』で検索してみてください。
ほぼゼロです。というか子供用ってどういう事なんだ。

同じような悩みを抱えている人は絶対にいるはずだ!と思い、更に色々調べてみると、
こちらは予想通り。同じように悩んでいる方が何人もいらっしゃいました。
その人の状況によって解決方法も千差万別。色々参考になりました。
しかし結局の所、”妥協している”感が凄かったです。
ユニセックスのフォーマルがあればいいのに、という声もちらほら。
需要はあるはずなのに、何故供給されないのか。
女性物を男装らしく着る・男性物を女装らしく着る、というのと、
男女両方とも着られる物を自分らしく着る、というのには大きな差があると思うんですがね。

いろんな価値観や考え方が許される世の中になりつつあるのだから、
普段の生活だけでなく、冠婚葬祭などといった特別な場においても、
こういう立場の人々が気兼ねなく過ごせるような状態になればいいなと、切実に思います。

さて、儂はといえば、現在もまだ結婚式の衣装については検討中。
洋服で妥協案を探すか、あるいはいっそのこと和服にしてしまうか。
ただ、和服のネックな点はやっぱり値段ですね…
普段着に使えるものでもないのでレンタルするしかないのですが、値段ががががが…
でも一生の内にそう何回も経験するものでもないから、それでもいいのかなとか思ったり。
ちなみに和服であれば、女性物で全く問題なし、という考えなのです。
袴も魅力的ですけど、流石に浮きすぎるので…(私服としては欲しいなぁ…)


そんなこんなで、色々と調べたり考えたりしてて思うこと。

  ”世の中の性別は何故、男性と女性で二分されるのか”

もっとこう、柔軟でいいと思うんですよ。
男か女か!じゃなくて、男性と女性の間に隔たりなんか無くて、スムーズに移動できるような…
図にすると、

     男    |    女

じゃなくて、

     男-+-+-+-+-女     ※-+-は目盛のような感じ

みたいな。わかりづらいか…
なんていうのかな、○か×か、だけじゃなくて、その間に△も□も☆もあるような。
男100%か女100%か、だけじゃなくて、男30%+女70%とか男50%+女50%もあるみたいな。
勿論その中には、無性もあって然るべきです。どっちでもない、ってやつですね。
時と場合によって変わるというのもあるべきです。昨日は女40%だったけど今日は60%とか。
そのくらい、性別のあり方も自由でいいと思うんだけどなぁ。
そういう人が少数派であったとしても、声を大にして発言できるような社会になればいいのに。

そんな中で、自分らしさを保つのって、どれだけ大変なことなんでしょうね

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